「ダイヤモンドオンライン」掲載記事にこんなのがありました。住民が抱える「悩み」や地域にある「社会課題」を明らかにし、現在の「幸福度」「満足度」「定住意欲度」などについても尋ねる「地域版ＳＤＧｓ調査」によると、第１位が宮崎県、そして第47位（つまり最下位）が秋田県とありました。なんとショックなこと。同じ東北勢が下位を独占しています。確かに今の季節、寒さと雪に震える季節を迎え、暖かい宮崎で暮らしたいなあと思うところも正直あります。でも同じ雪国でも福井県は３位に入っているので、寒さ、雪ばかりでもないようです。
また、同記事の「悩める住民が多い都道府県ランキング2019」では、秋田県が堂々の１位、47位が愛知県という結果が出ています。これらは客観的なデータというより、県民への意識調査のアンケートによる結果ですから、県民意識として秋田県民はこういうネガティブな捉え方が強いということになります。悩みの大きなところが低収入・低賃金、そして次がストレスだそうです。
このブログでは、秋田市のすてきなランニングコースを紹介してきましたが、秋田住民の幸福意識はとても低いことがわかりました。豊かな自然に触れあいながら、のんびり散歩やランニングを楽しむことができる秋田はすばらしいと思っていましたが、肝心の生活基盤が不安定では、とても幸福とはいえないんですね。かといって、収入があっても時間に追われ、複雑な人間関係に疲れることもどうかと思いますが。
都道府県「幸福度」ランキング2019【完全版】 | 日本全国SDGs調査ランキング | ダイヤモンド・オンライン
