秋田ももう30度を超える日が一週間続きました。ランナーのみなさんも、この暑さに辟易していることと思います。中にはここぞとばかりに猛暑の中、果敢に走り込むシリアスランナーもおられると思いますが、小生のような無芸大食人畜無害の鈍足ランナーは、この暑さが通り過ぎることをじっと待ち続けます。しかし、そんなぐーたらランナーにも、快適なコースがあります。【コース2】と【コース6】の組み合わせです。
いずれも川沿い、海沿いを走り、コースの1/3以上は木陰、しかも川風、海風が吹く快適コースです。このコースに向かうまでは、道路を我慢で走りますが、コースに入ってしまえば、時間によっては、本当にゆっくりそこにとどまりたいくらいの快適さに会います。
レースはみんな中止になってしまいましたが、暑い夏、もう少しこの川風、海風緑陰コースをぶらぶらします。コロナにも熱中症にも気をつけて。
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気温が30度を超える日があったかと思うと、豪雨の日もある慌ただしい8月です。目標とするレースもなく、なんとなく走っている日々です。土日は、約90分のんびり走ります。平日は職場まで片道約40分、自転車通勤です。ママチャリですが、高校生なんかに追い越されると、無償に競争心が沸いて、大人げなく、スピードを出したりして、なんともなさけない自転車インターバルトレーニングをしています。
なんとか運動量を保っている気はしますが、やっぱり目標がないと、充実感が今一つです。レースが待ち遠しいですね。
虫さんたちとのたたかい
全体的には順調で、いちごは豊作、キヌサヤもぼちぼち収穫、トマトもきゅうりも花をつけ出しました。しかし、いちごは、あっという間にナメクジやダンゴムシのお食事に、キヌサヤもなにやら毛虫にほぼ全滅に近づいてきました。農薬は使いたくないので、自然のままに、虫さんたちと一緒に味わいましょう。
いちごの穴からナメクジがにょろり
キヌサヤもなんだかあやしくなってきた。もつかな?
ホットキャップ?
先週は、3月下旬あたりのあまりの寒さに、植えたばかりの苗にホットキャップを被せてしのぎました。今日はまた、ぐんと気温が上がって、6月並です。身体もついていけませんが、植物も大変です。
80%
今日は、約1時間半ほど走りました。ちょうど膝の異常から1年です。もう復活は無理かと思われましたが、ほぼ80%ぐらいまでもどってきたかなという感じです。
1年を振り返ってみますと、5月6月は、だましだまし走っていました。自転車も水泳も登山も試みましたが、膝の痛みは消えず、7月に入ってスポーツ整形で詳しく診てもらいました。MRIの結果は、半月板損傷。画像では、半月板がプチッと切れ、一部がかろうじて膝関節にぶらさがっているような状態でした。こりゃだめだ。
Drからは、2つの提案、①手術、半月板部分に他の筋肉から移植する。ただし、O脚もあるので、半月板だけを再生してもすぐに損傷する可能性あり。この際両足の骨を一度ずたずたに切断し、組み替えてO脚を治す。これ完璧。なんとも恐ろしいお話です。②半月板はあきらめて、膝に負担がかからないよう、膝回りの筋肉を鍛え、体幹を鍛えて、走っても膝に頼らない身体を作る。ただし、効果があるかどうかはやってみないとわからない。ほぼ迷わず②を選び、その日から週1のトレーニングが始まりました。
ここでわかったのが、いかに膝に負担がかかる走りをしていたかということです。能力に合わないロングストライドのいわゆるヒールストライクの典型です。これが、もう30年以上の小生の走りだったと思います。今はかなりピッチ走法でミッドフットを心がけています。
身体全体の柔軟性はかなり問題がありました。走りの前後に教えてもらったストレッチを入念に行っています。体幹の脆弱さも指摘され、この訓練に相当時間を使いました。クリニックでは、マシンを使い、家ではバランスボードを使って片足立ちの練習を毎日行っています。
こうして1年です。この4月から、おそるおそるロードに出ています。恐れはありますが、膝の違和感がほとんどなく、快調に走っています。もうがんがん飛ばすような走りはできません。痛みがなくなったとはいえ、半月板が治ったわけではありませんので、たぶん、少しでも無理をすると再発の可能性は大です。この1年、思うように走れず、つらかったのですが、自分の走り、身体、そしてランニングへの思いをぜーんぶ見直すよい1年だったとも言えます。
残念ながら、今年はレースがどんどん中止され、目標は見当たらないのですが、晩秋あたりはどうかなと期待しています。そこまでこの調子が続けばいいのですが。クリニックのトレーナーさんからは、もう来るなよとまるで出所した囚人さんのように声をかけられてトレーニングを終えました。あとは自分でトレニーングを組み立てますね。